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更新日:令和7(2025)年8月21日

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進路指導の充実!! 「中学校教員対象 専門学科(高校)視察研修」(県教委ニュースVol.362)

 県教育委員会では、県内の市町村立学校から推薦された教員を対象に、県立高校の専門学科の学びを視察する機会を設けました。この取組は、専門学科の実際の授業の様子や施設・設備等の見学を通して、専門学科への見識を深めることで、進路指導の充実を図ることをねらいとしています。

研修の内容は?

 県内5地区で、午前1校、午後1校の2校の専門学科等を設置する高等学校を視察し、各学校で2コマ程度、学校の概要説明や授業参観、施設見学を行います。学校間の移動は、借上バスを利用しています。

研修の対象者は?

 県内市町村立中学校の約半数の中学校から各校1名を 推薦していただいています。2年間で、すべての学校が参加できるようにしています。今年度は、138名が参加しました。

 参加者の約3割が進路指導主事で、約4割が今年度初めて3学年を担当する方、または、他の学年の進路指導未経験の方でした。
学校の事情により、様々な立場の方が参加しています。

 

館山総合高校の家政科調理室を見学している写真

館山総合・家政科調理実習

旭農業高校で牛舎での実習を見学する写真

旭農業・牛舎での実習

視察先一覧

コース

午前 午後
A 市川工業(工) 千葉商業(商)
B 流山(農、商) 清水(工、農)
C 旭農業(農) 銚子商業(商、水)
D 東金商業(商) 茂原樟陽(農、工)
E 館山総合(工、商、水、家) 安房拓心(総合)

実施後の参加者へのアンケート結果(n=97)

今後の進路指導を行う際の参考になったか。

肯定票の割合:99.0%

今回と違う学科を視察する機会があったら参加したいか。

肯定票の割合:96.9%

参加者の声 (実施後のアンケートより)

  • 今年初めて3年生の担任となった。私は普通高校出身で、進路指導で工業や商業を希望する生徒がクラスにいる中で、自身が行ったこともなく、知識もない、充分な指導ができていないと感じていた。しかし、普段見ることができない専門学科、総合学科の授業や実際の雰囲気を知ることができた。生徒たちに自信をもって指導にあたれそうである。
  • 専門学科のカリキュラムや就職先、資格等を具体的に知ることができた。また、「くくり募集」という言葉の意味とメリットも知ることができ、進路相談で具体的なアドバイスができると感じられた。
  • 様々な企業や団体と連携し、生徒達の学びや経験の場を多く設けていることが分かった。
  • 校舎内部の施設を、高校の先生の説明とともに見学できたのが大変ありがたかった。今まで何度か高校の先生方から中学校訪問の際に説明は受けていたものの、実際に自分で見学することで、進路指導の引き出しが広がった。

お問い合わせ先(担当)

企画管理部 教育政策課 キャリア教育推進室

お問い合わせ

所属課室:企画管理部教育政策課教育広報室

電話番号:0120-23-1008

ファックス番号:043-224-5499

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