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更新日:令和7(2025)年5月26日

ページ番号:767787

令和6年度セクシュアルハラスメント等及び体罰に関する実態調査の結果について

調査の目的

令和6年度に実施した、千葉市立学校を除く、全ての公立学校の児童生徒及び職員を対象としたセクシュアルハラスメント(以下「セクハラ」という。)等及び体罰に関する実態調査(セクハラ調査は平成16年度から全ての県立学校で実施、体罰調査は平成24年度から実施)の結果の概要がまとまりました。

この調査は、各学校が、学校におけるセクハラ等及び体罰に関する実態を把握し、効果的防止策を講じ、より良い学校環境を構築するために実施しているものです。

調査方法

1 調査対象

千葉市立学校を除く、全ての公立小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、特別支援学校に在籍する全ての児童生徒及び職員を対象とした。

2 調査期間

令和6年12月2日から令和7年1月31日まで

3 その他

  • 児童は、家庭に持ち帰り、保護者に回答内容を確認してもらった上で提出することとしている。
  • 生徒は、学校の実情に応じて、家庭に持ち帰って回答することを可としている。
  • 小学校及び特別支援学校小学部の児童は、千葉県教育委員会への郵送による提出を可としている。

セクシュアルハラスメントに関する実態調査の結果について

1 児童生徒編

(1)職員による行為について、セクハラと感じ不快であったと回答した人数

年度

(令和6年度)
回答者数
(令和6年度)
回答数
(令和6年度)
割合%

(令和5年度)
回答者数

(令和5年度)
回答数

(令和5年度)
割合%

高等学校 82,544 147 0.18% 83,448 167

0.20%

特別支援学校 6,079 5 0.08% 5,971 6 0.10%
中学校 112,719 261 0.23% 113,128 185 0.16%
小学校 215,776 104 0.05% 222,685 44 0.02%

 なお、郵送による提出数は479通であった。

(2)セクハラと感じて不快だったと回答した主な内容

【県立高等学校】生徒の主な回答(複数回答)
[回答者数:全体82,544名、回答数:全体147名]

アンケート項目

全体

不必要に身体に触られ、不快であった。

34

容姿等の身体的特徴を話題にされ、不快であった。 30
性的な話・冗談等を言われ、不快であった。

27

「男のくせに」、「女のくせに」等と言われ、不快であった。

18

性的なことについて質問され、不快であった。

6

性的なうわさを流され、不快であった。 2
性的な内容の電話・手紙・電子メール等をもらい不快であった。 1
その他(授業及び生徒指導の場面等での職員の言動に関するもの等) 43

【特別支援学校】児童生徒の主な回答(複数回答)
[回答者数:全体6,079名、回答数:全体5名]

アンケート項目

全体

不必要に身体に触れられ、不快であった。  1
その他 ※具体的な記述はなかった。 5

【中学校】生徒の主な回答(複数回答)
[回答者数:全体112,719名、回答数:全体261名]

アンケート項目

全体

不必要に身体に触れられ、不快であった。

91

性的な話・冗談等を言われ、不快であった。 24
「男のくせに」、「女のくせに」等と言われ、不快であった。 23
容姿等の身体的特徴を話題にされ、不快であった。 19

性的なことについて質問され、不快であった。

6
性的な内容の電話・手紙・電子メール等をもらい不快であった。 6
性的なうわさを流され、不快であった。 3
その他(日常のやりとりの場面等での職員の言動に関するもの等) 91

【小学校】児童の主な回答(複数回答)
[回答者数:全体215,776名、回答数:全体104名] 

アンケート項目

全体

不必要に身体を触られ、不快であった。

76

容姿等の身体的特徴を話題にされ、不快であった。

8

「男のくせに」、「女のくせに」等と言われ、不快であった。 6
性的な話・冗談等を言われ、不快であった。

6

その他(日常のやりとりの場面等での職員の言動に関するもの等) 16

(3)記名の状況について

平成18年度調査からアンケートについては、原則記名としているところである。

<記名の割合>
区分

(県立高等学校)

記名した生徒の割合

(県立高等学校)

セクハラを受けたと

回答した生徒のうち

記名した生徒の割合

(県立特別支援学校)

記名した児童生徒の割合

(県立特別支援学校)
セクハラを受けたと

回答した児童生徒の

うち記名した児童生

徒の割合

令和6年度 97.4% 65.3% 95.8% 20.0%
令和5年度 98.3% 61.6% 90.7% 66.7%
令和4年度 97.3% 66.7% 93.1% 81.8%
令和3年度 98.0% 70.4% 93.0% 95.7%
令和2年度 97.5% 76.2% 94.2% 82.1%

令和元年度

96.8%

56.0%

92.8%

66.7%

(4)調査実施後の対応状況

<セクハラと感じて不快だったと回答した児童生徒への対応>

調査結果を踏まえ児童生徒と面談をする等状況を確認したところ、本調査で新たに把握したセ
クハラの相談について、処分にあたるものはなかった。

<無記名でセクハラと感じ不快だったと回答した児童生徒への対応>

無記名でセクハラを受けたと回答した児童生徒に対しては、各学校で再度相談を呼びかける対応をした。申し出のあった児童生徒に対しては、記名のあった児童生徒と同様の対応をとった。

2 教職員編

(1)回答者数及びセクハラを受けたと回答があった人数

年度

(令和6年度)
回答者数
(令和6年度)
回答数
(令和6年度)
割合%

(令和5年度)
回答者数

(令和5年度)
回答数

(令和5年度)
割合%

県立高等学校

7,596 42 0.55%

7,608

40

0.53%

特別支援学校 3,964 33 0.83%

4,206

25

0.59%

県立中学校

42 1 2.38% 42 1 2.38%

(2)セクハラと感じて不快だったと回答した項目

[県立高等学校]職員の主な回答(複数回答)
[回答者数:全体7,596名、回答数:全体42名]

アンケート項目

全体

容姿・年齢・結婚・妊娠等を話題にされ、不快であった。

16

不必要に身体を触られ、不快であった。 9

性的な話・冗談等を言われたりメール等を送られ、不快であった。

4

性的な画像や動画を見せられ、不快であった。

3

お酌、カラオケのデュエット、ダンス等を強要され、不快であった。 2

性的なうわさを流され、不快であった。

1
執ように交際を迫られ、不快であった。 1
その他 9

[県立特別支援学校]職員の主な回答(複数回答)
[回答者数:全体3,964名、回答数:全体33名]

アンケート項目

全体

容姿・年齢・結婚・妊娠等を話題にされ、不快であった。

10

性的な話・冗談等を言われたりメール等を送られ、不快であった。 5
不必要に身体に触れられ、不快であった。

6

その他 7

[県立中学校]職員の主な回答(複数回答)
[回答者数:全体42名、回答数:全体1名]

アンケート項目

全体

容姿・年齢・結婚・妊娠等を話題にされ、不快であった。               

1

セクハラ以外のハラスメントに関する実態調査について

平成28年度から新たに質問項目を設定し、実施したところ、児童生徒においては、高等学校で174人(0.21%)、特別支援学校で18人(0.30%)、中学校で150人(0.13%)、小学校で1,062人(0.49%)であった。具体的な事案の例として、「授業担当者に「お前」と呼ばれたり、呼び捨てにされた。」、「部活動顧問より乱暴な言葉遣いをされた。」、「自分としては頑張っているのに、教員から、頑張っていないと言われた。」等といった教員の発言や対応によるものであった。調査結果を踏まえ児童生徒と面談をする等状況を確認したところ、本調査で新たに把握したセクハラ以外のハラスメントの相談について、処分にあたるものはなかった。また、「部活動顧問から、活動中にけがをした際に軽んじた対応をされた。」等の体罰的要素の言動によるものがあった。教職員においては、県立高等学校で98人(1.29%)、県立特別支援学校で109人(2.75%)県立中学校で0人であった。

体罰に関する実態調査の結果について

1 調査内容

千葉市を除く、全ての公立小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、特別支援学校に在籍する全ての児童生徒を対象として、令和6年度中の体罰についてアンケート調査を実施し、新たに体罰事実を確認した件数及び事案の概要を各県立学校及び各市町村教育委員会から報告した。

2 調査結果

調査結果を踏まえ児童生徒と面談をする等状況を確認したところ、学校が新たに把握した体罰はなかった。

(1)アンケートから、新たに体罰の事実を確認した件数

学校種

小学校

中学校

高等学校

特別支援学校

合計

令和6年度 0 0 0 0 0
令和5年度 0 0 0 0 0
令和4年度 0 0 0 0 0

(2)発生の場面について

発生の場面

部活動中

授業中

その他

合 計

令和6年度 0 0 0 0
令和5年度 0 0 0 0
令和4年度 0 0 0 0

【参考】体罰の事案での令和6年度中の処分の状況について(令和7年3月31日現在)

体罰の事案での処分の状況について(事故発生年度と処分年度は一致しない)

学校種

免職

停職

減給

戒告

小学校

0

0

0

0

中学校

0

0

1

0

高等学校

0

0

1

0

特別支援学校

0

0

0

0

合計

0

0

2

0

お問い合わせ

所属課室:教育振興部教職員課管理室

電話番号:0120-23-1008

ファックス番号:043-225-2374

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