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更新日:令和8(2026)年7月27日
ページ番号:8461
野菜研究室では、施設野菜を中心に高品質で生産性の高い栽培法の確立、省力化及び収益拡大技術の確立を目指して研究を行っています。トマトでは促成、抑制栽培における高温対策、キュウリでは低コスト培地耕栽培、イチゴでは有機栽培技術の確立とイチゴ狩りに適した品種、技術の組み合わせについて研究しています。
また、市場性の高い千葉県オリジナルのイチゴ品種の育成や、県が育成・選抜したイチゴ、坊主知らずネギ、サツマイモ等の品種・系統の維持とウイルスフリー苗の原原種配付を業務として行っています。
近年、園芸施設の環境制御や環境計測に基づく栽培管理が注目されています。キュウリの低コスト培地耕栽培技術の確立、トマトの安定生産のため新たな指標による生育評価技術の確立や抑制栽培におけるかん水技術や黄化葉巻耐病性品種について研究を行っています。
また、世界的な資材・燃油高騰により生産経費が上昇し、生産者の利益が減少しています。そこで、配電設備のないパイプハウスでも低コストで導入可能な環境計測・制御機器による省力化と収量増について研究しています。
一方、県内の観光イチゴ園では様々な品種を栽培し来園者に提供していますが、イチゴの特性は品種によって違い、それにともない栽培方法も異なります。イチゴの品種毎の特性を解明し、効率的な多品種栽培技術の確立を目指して研究しています。

[写真]キュウリの低コスト培地耕栽培

[写真]トマトの黄化葉巻耐病性品種
千葉県では「チーバベリー(千葉S4号)」、「ふさの香」といった、うどんこ病に抵抗性を持つ、良食味のオリジナル品種を開発してきました。現在は、良食味に加え、市場出荷で重要となる日持ち性を強化した、新たな千葉県オリジナル品種の育成を目指して、交配・選抜を進めています。
また、イチゴ観光・直売経営で導入されている品種及び管理状況を把握・分類し、生産者がハウスの使い分けに利用できる様、視覚的にわかりやすい図などを作成し、観光・直売イチゴ経営技術を支援します。

[写真]イチゴの系統選抜試験

[写真]食味、日持ち性に優れる品種を育成します
近年、環境保全や食の安全性への関心から、化学肥料や化学農薬を使用しない有機栽培が注目されており、イチゴを対象品目として有機栽培に取り組んでいます。肥料管理や病害虫対策などの課題を明らかにし、イチゴの有機栽培技術を確立することを目指して研究しています。

[写真]青色粘着板によるアザミウマ類防除

[写真]アブラムシ類の天敵
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