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更新日:令和6(2024)年10月18日
ページ番号:484776
麻薬や覚醒剤、大麻、危険ドラッグなどの薬物の乱用が大きな社会問題となっています。
特に大麻については、近年、検挙人員が過去最高を更新し続け、増加の一途をたどっています。中でも、10代や20代の若年層における乱用は深刻な問題となっています。インターネットの普及によりSNS等では、「大麻は害がない」といった誤った情報が広がっていますが、幻覚作用や記憶障害、学習能力の低下を引き起こす有害な違法薬物です。
薬物乱用は重大な犯罪です。好奇心や遊びのつもりでも、一度使ってしまえば自分だけでなく、家族や友人など周りの人も不幸にします。薬物の危険性を正しく理解し、薬物乱用を許さない社会を目指しましょう。
・10月1日から11月30日までは「麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動」の実施期間となります。 ・県では、11月12日火曜日の午後5時30分から午後7時に千葉県教育会館(千葉市中央区中央4-13-10)で関連イベントを開催します。 ・参加申し込みの方法など詳細は厚生労働省ホームページをご確認ください。 |
薬物乱用とは、決められたルールから逸脱して薬物を使用することを指します。麻薬や覚醒剤、大麻、危険ドラッグなどの違法薬物は1回の使用でも乱用となります。また、市販薬本来の効能(鎮咳、鎮痛、感冒治療)とは異なる効果を期待して、市販薬を用いることも薬物乱用です。
大麻 | 大麻はアサ科の一年草で、花や葉に「THC(テトラヒドロカンナビノール)」という脳に作用する成分が含まれています。大麻の乱用により、知覚の変化や学習能力の低下、運動失調、精神障害、知能指数の低下、薬物依存等を引き起すことがあります。
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覚醒剤 | 覚醒剤は神経を興奮させる作用があり、白色やクリーム色の粉末、無色透明の結晶の薬物です。覚醒剤を乱用すると、幻覚や妄想が現れ、大量に摂取すると死に至る事もあります。使用をやめても、突然元の症状に戻ってしまうことがあります(フラッシュバック)。 |
コカイン | コカインは神経を興奮する作用があり、幻覚等の症状や、大量摂取すると呼吸困難で死に至ることもあります。 |
MDMA | MDMAはカラフルな色や様々な模様の刻印が特徴で、一見するとラムネ菓子のようなものが多く、カプセル型のものもあります。大量に摂取すると高体温になり、死に至ることもあります。 |
LSD | LSDは強力な幻覚剤で、見た目もカラフルでポップなものが多く、微量でも幻覚症状が現れ、精神錯乱や異常興奮になることもあります。 |
危険ドラッグ | 危険ドラッグは麻薬などに類似した有害で危険な物質です。「ハーブ」や「お香」、「バスソルト」などとあたかも安全なもののように偽って販売されていますが、決して「安全」でも「合法」でもありません。危険ドラッグを使用して意識障害、呼吸困難を起こした例や死亡した例もあります。 |
市販薬 | 市販薬などの医薬品を用法・用量を守らずに過量に摂取する「オーバードーズ」は、健康被害を引き起こしたり、やめられなくなったりするおそれがあります。
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不正大麻・けし撲滅運動 (毎年5月1日から6月30日) |
不正な大麻やけしの発見・除去を行うほか、大麻やけしに関する正しい知識を普及しています。 |
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「ダメ。ゼッタイ。」普及運動 (毎年6月20日から7月19日) |
県民一人ひとりの薬物乱用問題に対する意識を高め、薬物乱用防止に資するため、県内各地で街頭キャンペーン等の啓発活動を実施しています。また、この期間を中心に、(公財)麻薬・覚せい剤乱用防止センターを中心として、「ダメ。ゼッタイ。」国連支援募金運動を実施しています。 |
麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動 (毎年10月1日から11月30日) |
麻薬・覚醒剤・大麻・危険ドラッグ等の恐ろしさ、乱用防止についての知識を普及しています。 |
千葉県薬物乱用防止広報強化月間 (毎年2月1日から2月末) |
県民一人ひとりが薬物の危険性、有害性を正しく理解し、薬物乱用を絶対に許さない社会環境づくりを推進するため、この期間に集中して広報活動を実施しています。 |
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